ZUTTOな人々・金田さんの“実況の魅力”を体験!|府中市『いろどりカレッジ』レポート
ZUTTOな人々でおなじみの尾道市吉和公民館・金田吉弘さんから、広島県府中市の『いろどりカレッジ』で講演されるというお知らせをいただきました。
金田さんの臨場感あふれる講座を直接聴ける貴重な機会!これは見逃せないと思い、6月20日(金)に府中市生涯学習センターへ足を運びました。
『いろどりカレッジ』は、府中市教育委員会が主催する市民講座で、今年2025年4月に府中市老人大学から名称を変更してスタートしたとのこと。
今回の金田さんの講座は、東部教室の第2回目として開催されました。
演題は「昭和のエンターティナー!アントニオ猪木が教えてくれた元気のつくり方~実況の効用は認知症と誤嚥性肺炎予防!~」でした。

今回は「ローカルタレント ローランド金田」としてのご登壇でした。
まずは講師の登場シーンから、金田さんがしっかり楽しませてくれました。

司会は金田さんと同世代、府中市教育委員会の門田(もんでん)雄治さん。
司会の門田さんが、「珍しいことに、講師がまだ会場に到着していませんね(※もちろん演出です)」と、ちょっとしたジョークを交えながら、受講者の皆さんに講師を迎える準備を呼びかけます。
そして、いよいよ準備が整ったところで、アントニオ猪木さんのあの有名な入場曲が流れ、真っ赤なガウンをまとった金田さんが会場後方から登場!一気に盛り上がりムードに包まれました。

「イノキ、ボンバイエ!イノキ、ボンバイエ!」

自前の真っ赤なガウンがインパクト抜群!

「ガウンは丁寧に扱ってくださいね。」「はいはい。」息ピッタリの金田さんと門田さん。
プロレスさながらのゴングが鳴って、講座の本編がスタート!

お待ちかね、講座が始まりました!
この日の講座では、金田さんの半生やプロレス実況に夢中になった理由、アントニオ猪木さんとの交流などが紹介されました。
その後、シニア世代にとっての「実況」の効用について、具体的なお話が続きました。
たとえば――
- 実況をすることで、日常の物事を意識して見るようになり、観察力が高まる
- 観察力が身に着くと認知症予防になる
- 否定的な言葉を避け、前向きな言葉を使うことが大切
- 前向きな言葉を使うことで、気持ちも明るくなる
- 実況でのどが鍛えられて誤嚥性肺炎にかかるリスクも減らせる
- 「話す・歌う・笑う」を日常に取り入れよう
- 言葉を大切に。カッコいい言葉、素敵な言葉を探そう。
…などなど。
日常の中で「実況すること」の面白さや、健康面での効果など、思わず試してみたくなるヒントがたくさん詰まった内容でした。

会場の雰囲気に合わせて即興で繰り出される金田さんの言葉の数々に、思わず笑いが起こり、自然と話に引き込まれていきます。
講座の締めくくりは、お馴染みの「1!2!3!ダー!」のポーズを、受講者の皆さまと一緒に元気よく決めてフィニッシュ!

皆さまご一緒に「ダー!」
終了のゴングが鳴り響き、あっという間の楽しい1時間でした。
金田さんの講座を受けてみたい方に朗報です!
『いろどりカレッジ』では、7月にもローランド金田さんの講演が予定されています。
お近くの方、ご興味のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。
■ローランド金田さん 講演予定
2025年7月10日(木) 北部教室(協和公民館)
2025年7月17日(木) 西部教室(クルトピア明郷)
詳しくは、府中市『いろどりカレッジ』のホームページをご覧ください
『いろどりカレッジ』では、今後も魅力的な講座を予定されています。
ZUTTOの募集企画でもご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
そして、今回の記事で何度かご登場いただいた『いろどりカレッジ』の仕掛け人、府中市教育委員会の門田さんにも、取材をさせていただきました。

講座終了後、門田さんにインタビュー。
近々「ZUTTOな人々」でご紹介予定です。お楽しみに!
■2025.7.30追記
門田さんのご紹介記事を公開しました。合わせてご覧ください!
学びの証しは何かが“変わる”こと<いろどりカレッジ>門田雄治さん
■ZUTTOな人々・金田さんの記事はこちらから