【おかげさまで1周年】1年を振り返ってみました!
ZUTTOの活動は、2024年7月の尾道取材からスタートしました。
9月にホームページを公開し、本格始動。
この1年で、広島のシニアの皆さまや企業・団体とのご縁に恵まれ、30本以上の記事をお届けできました。
1年の歩みをまとめましたので、よろしければご覧ください!
暑かった7月のスタート
ZUTTOの取材は、2024年7月19日、尾道から始まりました。
初回は「ZUTTOな人々」として、吉和公民館館長の金田さん、そして合気道の杉原さんのお二人を取材。なんと2本立てのスタートでした。
この日はとても暑く、編集部は麦茶と塩飴を持参して熱中症対策をしながら現地へ。
初めての取材で緊張していた私たちでしたが、お二人のあたたかい対応に救われ、無事に初回を終えることができました。22日には書家の河野さんを向島に尋ねました。
- プロレス魂で地域づくりを全力応援<尾道市吉和公民館館長>金田吉弘さん
- 定年後の人生に、選んだのは家族と合気道<合気道すこやか道場師範>杉原伸昭さん
- 書と俳句とともに尾道で私らしく生きる<書家>河野小由美さん
ZUTTO応援団として最初にご協力いただいたのは、インパルスコーポレーションさん、ファーストスタッフさん、そして島ごころさん。
業種もさまざまな企業の皆さまにお話を伺うことができ、活動の広がりを感じるスタートとなりました。
瀬戸田にある島ごころさんへは、風光明媚なしまなみ海道を通って訪問。美しい景色に癒されながらの取材となりました。
- 安定経営でアットホームな社風、働きやすい環境が「定年後もここで働きたい」とシニア社員の意欲を喚起|株式会社インパルスコーポレーション
- 人材派遣のニーズにすばやく対応、会社のスタート時からシニア雇用に取り組んできました|株式会社ファーストスタッフ
- 大切なのは働きたいという気持ち。気がつけば老若男女が働くダイバーシティな職場になっていました|株式会社島ごころ
9月24日のサイト公開前にもかかわらず、取材にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

取材の道中に立ち寄った瀬戸田町の黄色いアート。9月の暑い日でした。
シニアパワーを肌で感じた日々
尾道から始まった「ZUTTOな人々」の取材は、2024年の秋から2025年の春にかけて、少しずつ広島県内のさまざまな地域へと広がっていきました。
この期間にお話を伺ったのは、呉市のシャンソン歌手・具志堅さん、福山市の創作活動グループ「楽創」の上野さん、こども食堂を運営する渡邊さん、観光人力車を引く佐藤さん、そして広島市でボランティアガイドをされている岩田さん。
皆さんそれぞれが、地域や社会とのつながりに強い想いを持ち、前向きに活動されていて、取材を通して私たちもたくさんの元気をいただきました。
- 愛する歌と母親の介護を両立して<シャンソン歌手>具志堅ナヲさん
- イベントで地域と仲間が輝き、そして私も輝く<楽創 代表>上野登亮子さん
- 広島に生まれて被爆と平和を語る<ボランティアガイド>岩田美穂さん
- 手作り料理で地域へ恩返し<こども食堂ごっこ>渡邊葉子さん
- 子どもたちへ地域活性のバトンをつなぎたい<観光人力車>佐藤重幸さん
この時期、ZUTTO応援団の取材では、元気に働くシニアの皆さまにお話を伺う機会がありました。
中には70代の方もいらっしゃり、その姿に思わず驚かされました。
家具づくりや警備、施設管理など、体力を要する現場でも、いきいきと仕事に取り組まれている様子が印象的で、前向きな姿勢に学ぶことが多くありました。
- 家具づくりは決してシニアに優しい作業ではない。でも、働く喜びに満ち溢れた仕事である|浜本工芸株式会社
- 「生涯現役」へ。警備会社が徹底して取り組む、高年齢者が生き生きと働くための人づくり、会社づくり|リライアンス・セキュリティー株式会社
- シニアがまちづくり事業を支える戦力に。仕事が健康づくり、つながりづくりにも一役|株式会社第一ビルサービス

暑い日もあれば寒い日も。雪の広島駅。
編集部のマガジンも少しずつ充実
2024年10月からは、シニアライター・西濱さんによるコラム「からくり箱の好奇心」がスタート。
季節の話題を中心に、1年間で10本のコラムをお届けしました。
また、ZUTTOの活動にご協力いただいているシニアの皆さん「ZUTTOフレンド」へのアンケートも、2025年1月から隔月で実施。
最も盛り上がったテーマは「断捨離」でした。
さらに、10月28日(月)からは、RCCラジオの人気番組「平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま」内で、ZUTTOのコーナーがスタート。
2025年9月の放送をもって、いったん終了となりましたが、ラジオを通じて多くの方にZUTTOを知っていただく機会となりました。

インスタで気まぐれ投稿中、アライPの断捨離シリーズ。
嬉しいニュースも届きました
「ZUTTOな人々」にご登場いただいた、吉和公民館館長でプロレス実況講座に取り組まれている金田さん、そして被爆体験を語り継ぐボランティアガイドの岩田さんから、嬉しいご報告がありました。
金田さんは、NHKのニュースでその活動が紹介され、岩田さんはお母さまの体験をもとにした絵本が、ドキュメンタリーアニメーションとしてEテレで放送されました。
ZUTTOに登場された方々が、変わらずご活躍されている様子を伺えるのは、編集部にとっても大きな喜びです。

ZUTTOな人々、金田さん(左)と岩田さん(右)。
憧れの先輩たちが登場!
2025年春以降、「ZUTTOな人々」には、カッコいいライフスタイルを確立されている方々が続々登場、30〜40代の若い世代からも大きな反響がありました。
ジェネラルストアを営む plus c(プラスシー) の二井谷夫妻、古着屋 ターコイズ の中下さん、そして時計修理と研究を行う 時計研究室871 の花井さん。
それぞれの分野で、自分らしく、前向きに生きる姿が印象的で、「こんなふうに歳を重ねたい」と思わせてくれる、憧れの先輩たちでした。
- ニヤッとする生活道具で、世界が平和になるのかも<plus c>二井谷さんご夫妻
- 古着はかっこいい!大好きなものでお店を始めました<ターコイズ>中下忠志さん
- ピンチはチャンス!試行錯誤を楽しむ<時計研究室871>花井富夫さん

左からプラスシーさんのピカピカの真鍮や鋳物、ターコイズさんの味のある手書きの黒板、時計研究室871さんの独特の世界観を持つショーケース。
繋がるご縁
府中市「いろどりカレッジ」の門田さんとの出会いは、吉和公民館館長・金田さんからの「府中に“闘魂スピリット”を持つ人がいる!」という熱いご紹介がきっかけでした。
お二人は講座を一緒に開催されるなど、息の合った活動を展開。素敵なご縁がつながっていく様子に、編集部も嬉しさを感じました。

皆さんと美味しい府中焼きを囲みました。
広がるシニア支援の輪
ZUTTO応援団の活動は、シニア雇用にとどまらず、衣・食・住のサービスや商品、趣味や娯楽など、シニアの暮らしや健康を支える企業・団体とのご縁へと広がっていきました。
編集部も、取材や体験を通してさまざまな取り組みに触れ、驚きや発見の連続。
毎回、楽しく学びのある取材となりました。
★趣味・学び★
- 園芸の楽しみ方を提案。新たな趣味、暮らしの楽しみをホームセンターで見つけよう|株式会社タイム
- 脳若トレーニングで運転寿命を延ばしたい。高齢者の安全なカーライフの実現を目指して|ロイヤルドライビングスクール広島
- シニア世代にとって映画は気軽に歩いて行ける娯楽の場。皆さまの行きつけの映画館として、おもてなしの心でお迎えする|株式会社序破急
★住まい★
★暮らし★
- 日々の暮らしの中で私たちを癒し、元気づけてくれるロボットに会いに行きました|LOVOT ストア ミナモア広島店
- 癒しと元気をくれる小さなパートナーが、人や社会とのつながりを広げてくれる存在に|GROOVE X 株式会社
- 遺す写真や自分史づくりを通じて、家族や仲間との絆を深める新たな文化を提案|株式会社アスカネット
★健康サポート★

「おすすめの飲み方・食べ方やってみた」にも挑戦。よく見るとごぼう茶のパッケージが開いていたり、だしつゆが減っているのは、動画を撮る前に待ちきれず食べてしまったから。
1年を振り返って
一気に振り返ってみると、思っていた以上に多くの方々にお会いし、ご協力いただいていたことを改めて実感しました。
本当にありがとうございました。
2年目も、皆さまとのご縁をさらに深めながら、活動を続けていければと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。