マガジン公開日:2025.08.13更新日:2025.08.13

【からくり箱の好奇心|第9回】夏バテお見舞い、申し上げます

 

 

今年の夏もずいぶんと手ごわい。疲れや不調を感じている方も多いだろう。

そんなときにこそ、「夏バテお見舞い」の贈り物はいかがだろうか。

 

例えば、疲れた目をひんやりと包み、癒やしてくれるアイマスク。

スポーツドリンクのようにごくごく飲めて、胃腸に優しい自然素材のお出汁。夏の星座がお部屋の中に広がる家庭用プラネタリウム。

話題の文庫本2冊に、カフェインレスのコーヒーを添えて。あなたの夏物語を描きませんかと、スケッチブックに水彩色鉛筆をセットするなどなど。

 

これらは従来のお中元ではなく、あなたの気持ちを届ける夏の贈り物である。いわゆるお中元は7月の中旬まで、あるいは8月中旬まで、地方によって時期の目安があるけれど、夏の贈り物ならば「まだまだ暑いですね」の一言を添えてお届けできるのがいいところ。

 

さて、あの方のために心を込めて吟味した夏の贈り物だが、よく見ると自分が欲しかった品がいくつも並んでいるかも。そう、贈り物にはあなた自身のセンスや経験が見えてくるから、ある意味で自己紹介のようなもの。だからこそ、あなたの思いやりが相手に喜んでもらえたらとても幸せになれるだろう。それこそ、夏バテも吹き飛ぶほどに。

 

まだまだ暑い日々が続く中、そんな「夏バテお見舞い」を楽しんでみてはいかが。

 

 


■プロフィール

西濱 謙二(にしはま けんじ)

広島市生まれ・在住のライターです。人、街、企業、モノづくりなどの取材と撮影をフリーランスでしています。様々に活躍される方々からお話を聞くご縁に感謝し、同じシニア世代の方々にとって共感したり、和みになったり、小さくとも何かのお役に立てればと願っています。