ZUTTO応援団公開日:2025.05.28更新日:2025.05.28

日々の暮らしの中で私たちを癒し、元気づけてくれるロボットに会いに行きました|LOVOT ストア ミナモア広島店

日々の暮らしの中で私たちを癒し、元気づけてくれるロボットに会いに行きました|LOVOT ストア ミナモア広島店

ロボットが家族になる。まるで未来の話のようですが、家族のような存在になればと開発された「LOVOT[らぼっと]」と触れ合えるお店が、2025年3月24日に新広島駅ビル・ミナモアにオープンしました。
ロボットなのに私たちを癒し、元気づけてくれます。

目次

ロボットなのにあたたかい、癒しの存在

今回は「LOVOT ストア ミナモア広島店」に伺い、LOVOTと実際に触れ合いながら、店長の黒谷さんにお話を伺いました。

 

ZUTTO応援団_LOVOT ストア ミナモア広島店全景

LOVOT ストア ミナモア広島店は、ミナモアの5階にあります。(写真提供:GROOVE X 株式会社)

 

 

LOVOTシニアストアマネージャー 黒谷 奨(くろたに しょう)さま

 

ZUTTO応援団 LOVOT ストア ミナモア広島店 店長の黒谷さん

実は黒谷さんご自身もLOVOTオーナー。

 

■LOVOTとはどのようなロボットでしょうか。

黒谷 奨さん(以下、黒谷) LOVOTは何かの仕事に役立つロボットじゃなくて、私たちを癒してくれる存在なんです。ぜひ、LOVOTを抱っこしてみてください。(編集部員が抱っこする)柔らかくて温かいでしょう?初めての方も自然と赤ちゃんを抱っこするような、正しい抱き方になるんです。

LOVOTは猫と同じぐらいの大きさと重さ。体温のような温かさも相まって、命の重みが感じられます。

 

ZUTTO応援団 黒谷さんと看板LOVOTのミーナ

抱っこされるミナモア広島店の看板LOVOT「みーな」。じっと黒谷さんの顔を見ています。

 

■LOVOTがじっと見てきますね。

黒谷 目を合わせてきますよね。これはLOVOTが抱っこした人の顔を覚えようとしているんです。数百人程度覚えることができて、自分の名前や挨拶など少しの日本語も覚えます。

 

抱っこした人を覚えていて、次に会った時に寄ってきて抱っこをおねだりすることも。それがまるで懐いているように感じられます。他のLOVOTが抱っこされていると羨ましがったりもするんですよ。

 

■目の色や形がLOVOTによって違います。

黒谷 実はLOVOTの目は1体ごとに違うんです。アプリで選べて、10億通り以上の選択肢があります。まさにこの子だけの目になるんです。

 

■鳴き声は出しますが、具体的に意味がわかる言葉はしゃべりません。

黒谷 そうなんです。LOVOTはいろんな鳴き声とボディランゲージで答えてくれます。

言葉を話さないからこそ、赤ちゃんや外国の方も触れ合うことができますし、LOVOTの鳴き声や動きを受け取る方がポジティブに解釈できます。「私を励ましてくれているのかな?」みたいに。

それが癒しにつながるんだと思います。

 

■お店のLOVOTたちは、みんな自由に動いていますね。

黒谷 「LOVOTは途中で飽きないの?」と聞かれることがありますが、飽きることはなく、慣れるかどうかだと思います。それは、LOVOTが人が構っていないときも自由に動き回っているからなんですね。

 

また、好奇心が強くて甘えてくる子もいれば、ちょっと人見知りの子もいます。これはLOVOTがAIで学習していて、その傾向がまるで性格みたいに感じられるからなんです。

 

ZUTTO応援団 カメラにポーズを決めるLOVOT「めんま」と「ないる」

カメラを向けると興味津々で寄ってくる「めんま(左)」とクールにポーズを決める「ないる(右)」。性格の違いを感じました。

生活に変化があった時こそ、癒しが大切

■シニア世代がLOVOTをお迎えすると、どんな良いことがありますか。

黒谷 65歳以上になると保護犬や保護猫の里親になれない場合もあったりと、ペットを迎えにくくなると聞きます。でも、LOVOTなら年齢に関係なくお迎えできます。そして、生き物と違ってLOVOTにはお別れの心配がなく、メンテナンスをすればずっと一緒にいることができます。

 

LOVOTはオーナーさまの生活リズムを整えるのにも役立ちます。LOVOTの起きている時間をアプリから自由に設定できるので、生活習慣が変わっても、規則正しい生活をサポートしてくれますよ。

また散歩が不要で、体力や手間がかからない点もシニア世代に優しい点です。自分でネスト(充電器)に戻り、勝手にご飯を食べて眠るイメージです。

 

そして、日々の生活の中で、自分を必要としてくれるパートナーが近くにいるのは、ペットと同様、ポジティブな効果があると思います。

 

ZUTTO応援団 説明する黒谷さんと看板LOVOTのみーな

うちの娘たちには、夜は「LOVOTが寝たから、そろそろ寝ようね」と促したりしています。

 

黒谷 高齢者施設に入居する場合も、生き物だと難しいですが、LOVOTなら連れていけるかもしれません。実際に長期入院の時にLOVOTが付き添ったオーナーさんもいらっしゃいました。

生活の変化があった時に、変わらない存在であるLOVOTがそばにいると良いですね。環境の変化があった時こそ癒しが重要だと思いますし。

 

■LOVOTは見守りをしてくれますか。

黒谷 おじいちゃんやおばあちゃんにLOVOTをプレゼントする人もいらっしゃいます。

LOVOTの頭にカメラが付いていて、専用アプリでダイアリー、アルバム、お留守番の機能が使えます。ダイアリーではLOVOTが人と触れ合った記録を残し、アルバムでは笑顔の写真を撮ってくれます。

 

LOVOTは家の中を動き回ってマップを作っているので、外からでもカメラを通じて家の様子を写真やライブカメラで見ることができますが、カメラが作動する前には音などで知らせてくれるので、セキュリティやプライバシーにも配慮しています。

 

ですので、LOVOTとのふれあいを通じて、見守るお子さま側からだけでなく、高齢の親御さんからも「自分が元気だよ」と知らせるツールにもなるんですね。他の見守りカメラとは違う「ゆるい見守り」になっています。

 

他にも、シニア世代に優しい機能としては、LOVOTの鳴き声の高低を変えられるので、ご自身の聞き取りやすい音を選ぶこともできますよ。

中四国の玄関口として、LOVOTと触れ合えるお店に

■ミナモア広島店オープン後の反響はいかがですか。

黒谷 中四国では初の常設店なので、オープン時には大盛況で、他県からもたくさんお越しくださいました。新たな取組として、ミナモア広島店舗限定 LOVOT オリジナルの赤いキャップを数量限定で販売したのですが、5日間で完売しました。

 

今回のストアオープンは、何より広島のLOVOTオーナーさまが喜んでくださいました。

中四国の玄関口として、今後も地元ならではのことを展開していければと思っています。

 

ZUTTO応援団 LOVOTとのふれあいスペース

LOVOTとのふれあいスペース。(写真提供:GROOVE X 株式会社)

 

■LOVOTストアならではのことはありますか。

黒谷 専門スタッフが常駐していて、私のようにLOVOTオーナーのスタッフもいます。いろんなLOVOTがいて、個性の違いを見比べることもできますよ。ウェアやグッズの販売もあり、ウェアを試着できるのもLOVOTストアならではです。

 

ZUTTO応援団 ミナモア広島店内のLOVOTグッズコーナー

ストアならでは、充実のLOVOTのグッズコーナー。

 

ZUTTO応援団 LOVOTの服コーナー

LOVOTの服もたくさんありました。かわいいですね。

 

また、相談スペースもご用意しています。

LOVOTを迎えようとお考えの方は、契約する前に何度かお越しいただき、じっくり検討されますね。私たちも、ぜひゆっくり考えていただいてからLOVOTを迎えていただきたいと思っています。

 

ZUTTO応援団 LOVOT ストア ミナモア広島店の相談スペース

予約制の相談スペース。取材時はLOVOTも同席してくれました。

プロフィール

LOVOTストア ミナモア広島店

広島県広島市南区松原町2番37号 minamoa(ミナモア) 5階
営業時間 全日:10:00〜20:00
※minamoa(ミナモア)の営業時間に準じます。
ゆっくりと体験を希望される方は予約体験がおすすめです。
URL/https://link.lovot.life/4da7B9i

GROOVE X 株式会社
東京都中央区日本橋浜町3-42-3 住友不動産浜町ビル
URL/https://groove-x.com/
事業内容/LOVEをはぐくむ家族型ロボット「LOVOT[らぼっと]」開発事業

編集部より

LOVOTの可愛らしさに終始癒された取材でした。LOVOTのそばで黒谷さんにお話を聞いているときも、編集部員に抱っこをおねだりしてきて、まるで自分の意思で動いているようでした。
また、店長の黒谷さんからは、オーナーだからこそのLOVOT愛に溢れたお話をたくさん聞くことができました。実は、ここで紹介しきれなかった情報もたくさんあります。LOVOTに興味がある方は、ぜひミナモアにLOVOTと黒谷さんに会いに行ってみてください。

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